まず、正しくバットを握る

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僕は野球が苦手でして、サッカーも苦手でして、つまりは点を獲れない上に、ヒットも打てず、ボールを取って投げることもままならないわけです…

なぜ?

バットの持ち方を習ったことがなく、振り方も知りませんし、グラブの正しい使い方もちゃんとは知らないんですね。

キャッチボールくらいは楽しめるんですけど、野球しましょう!ってなったらちょっと知識不足なのでプレーできる自信がありません。

ちゃんと習えば上達するんだろうなぁとは思うのですが、そのチャンスがなかったんですよね。

球技は主に得点を争うので、出来不出来がはっきりと提示されてしまいます。だから、出来る人と出来ない人がはっきりします。上手い人と下手な人。

だから、上手くなる為に基本を学びますし、そうじゃないとプレーに参加しにくいわけです。

自転車は一見して広く多くの人が楽しめるとてもよいスポーツです。

でも、自転車の場合にもある程度以上の走力を得るには基本姿勢というものが必要になります。そして、フィッティングとか、フォームはその上に成り立つものだと思います。これは先の野球しかりで、他のスポーツ全般に言えることです。

自転車ではペダルを回して前に進ませるまでは表面上容易なのですが、その先のちゃんと漕ぐというところのハードルをライダー自身が認識しにくいスポーツなので、バットに握り方は習ってないけどそこそこの距離はこぎ続けられますという感じで、フィットネスレベルだけを上げてある程度対応可能だったりします。

問題はその先。

ひたすら距離を走っていればわかることもありますが、最初のステップを距離で稼ぐのって結構大変ですし、分からずじまいの方もいらっしゃいます。

効率的に自分の体力を使うには無駄のないフォームが必要ですから、多くのフィッティングサービスに注目が集まるのだと思います。

さて、ハンドルの握り方。

どっちが正しいのでしょうね?そして、その理由は?

当店ではフォームをレクチャーする際にはこういった基本動作からお話ししており、ハンドルまでの距離やサドルの高さを決定する際に大変キーになってきます。

つまり、フィッティング以前、漕ぎ方以前の基本姿勢です。

イチロー選手もきっと基本動作を学んだ上に個性を作り出したのだと思いますし、彼のフォームは彼の身体ありき。真似れば良いモノではありません。しかし、基本を知った上で真似をしてみると、彼のフォームのどこがキーポイントなのかが分かるかも知れませんね。

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